おひとりさま向けクリスマスマーケット指南

1.はじめに

皆様、いかがお過ごしでしょうか。もうそろそろクリスマスですね。わたしは先日クリスマスマーケットで散財してきました。ちなみに7人で行ったのであしからず。

2.クリスマスマーケットの起源

   日本ではハロウィンが始まってもいないのにクリスマス商戦だといわんばかりに商売を持ちかけてきますが、そもそもクリスチャンがクリスマスを祝うのは11/25の約4週間前の日曜日からが一般的です。その日から12/24までの期間をアドベント(advent:待降節)といいます。基本的にクリスマスマーケットはこの期間中開かれます。

クリスマスマーケットの発祥はドイツといわれていますがその起源には諸説あるそうで、、、

歴史的に証明されているもので最古のものは1393年に行われたフランクフルトのクリスマスマーケットだそうです。当時は厳しい冬の寒さに耐えるための日用品(主に肉)を売買する市場として開かれていました。

時は過ぎ19世紀。クリスマスマーケットはクリスマスのお祝いのために街を彩る中心としての役割を担うようになりました。現在ではクリスマスツリーを彩るオーナメントやバレエでなじみの深いくるみ割り人形などの雑貨に始まりおいしい食べ物や飲み物も提供されるようになったのです。

3.クリスマスマーケットでこれは買うべき!

   すこし長々と書いてしまいましたが要するにこれは決しておふたりさま用の空間ではないんだよ、ということが理解いただけたら幸いです。

続きまして!!日本のクリスマスマーケットでこれは外せないよねっていうものを数品紹介します!ここでは食べ物・飲み物に絞ってご紹介!

・グリューワイン(ホットワイン)

あったかいワインです。赤ワインが主流ですが、今は白もあります。スパイスなどで甘く味付けされているのでどんどん飲めちゃいます。飲みすぎには注意。個人的に白の焼きりんご風味がすき。

・ホットチョコレート

チーズ、バター、砂糖。固形でもおいしいのにそれを溶かしたらおいしくないわけないよね理論はここでも成立します。むしろその頂点に君臨するであろうチョコレート。寒空の下で飲むあったかいホットチョコレートはうってつけ。

・ソーセージ

クリスマスの時期ってやたら甘いものを食べる気がします。その中でしょっぱくてぱりっじゅわなソーセージは格別。

・シュトレン

酵母の入った生地にレーズンとレモンピール、オレンジピールやナッツが練りこまれたケーキに粉砂糖がまぶされている、クリスマスといえば!な1品です。アドベントの間に少しずつ切り取って食べていくので日によって味わいが異なり、それを楽しむのだそうです。ずっしりしていて食べ応えがあります。

4.気軽に行けるクリスマスマーケットTOP2

   ここからはおひとりさまでもあまり浮かないでいけるクリスマスマーケットを紹介します。ちなみに夜よりもお昼に行く方がいいですよ。もちろんおふたりさま、それ以上で行くときもぜひ参考にしてください。

<選考基準>

  • 入場料が無いか:入場料を払うときが一番恥ずかしいですからね。入っちゃえばホットワインをかちこんで、ほろよいで回れます。
  • 柵が無いか:柵で囲われていると勝手におふたりさま領域展開がなされてしまうので柵は無い方がいいです。「ここどこ~!?」って迷い込んだ子羊感を出せるのがいいよね。
  • いかに浮かないか:家族連れとかがいるといいよね。

【第2位】丸の内イルミネーション 2024

選考基準が厳しいのか、2つしか紹介できるところがなさそうです。こっちの方がクリスマスマーケット感が無いです。道路を封鎖してそこにキッチンカーがずらっと並んでいるのでいつもの道をです言わんばかりに闊歩すればOK。ただし、あくまでメインはイルミネーションなのでカップルが多い。

ちなみに日比谷まで足を伸ばすとペニンシュラのクリスマス用のスタンドがあります。そこで売っているマンゴージュースがおいしい。

(URL) https://www.zato.co.jp/eventnews/15777/

【第1位】クリスマスマーケット2024 in 東京スカイツリータウン

先日行ってきたクリスマスマーケット。7人で行っても見事に馴染んでいました。また広場兼屋外展望台を期間限定でマーケットにしているので柵も無いしなによりも家族連れが多くて居心地が良いです。ここのグリューワイン(白)がとても美味しかった。心なしか席の回転が速かったような気がします。

(URL) https://marunouchi-streetpark.com/

というわけでこのへんで。

この記事を読んでいる方が今年だけ参考にしてくださればうです。

それではまた。